終了です。

今年も残すところ数時間となりました。
今年を振り返ると吉川農園はいろんなことがありました、一番大きな出来事は東北の大震災や不景気により農産物の価格が大きく低迷したことでしょうか。
農産物の価格は下がりますが、農業資材だけはこのデフレの中でも価格が上昇しつつあります、円高の恩恵も資材には反映されないようです。
価格を決められる資材業者、その一方デフレでじりじりと下がり農産物価格を決められない農業者、どの業界も今大変ですが農業業界もなかなか厳しいのが現実です。
そのような現実を消費者の皆さんにお伝えしようと思い4月にHPをつくりウェブの充実を図ってきました。もっと多くの視点から農業の現場をお伝えできればよかったのですが、もう一つ足りなかったと反省です。
来年は今年以上に情報発信をしてまいります。
今年はこれをもちまして、わたしの仕事納めです、一年間お世話になりました。
来年が皆様にとりまして、幸多き年でありますようお祈りいたします。

 


さつまいも作付け準備

今年のさつまいもの収穫が終了して2週間が過ぎました。
やっと一息つきたいところですが、本日より早速来年のさつまいもの作付けの準備がはじまりました、さつまいもの苗を畑に植えるのは来年の4月上旬からですが、その苗を作る苗床を作る作業がはじまりました。
今日の作業は苗床の堆肥を散布しました、この堆肥は去年の末に畜産農家から購入し一年間寝かした完熟堆肥を使用します。

堆肥置き場の上は雑木が生えていますので、その落ち葉も一緒に撒きます。
後は窒素や燐酸、カリなどを計算し化成肥料と有機質肥料を投入します。
数日したらバイオ苗(※ウイルスのない状態で培養された苗)がきますのでその苗を定植します。


さつまいも出荷作業

いよいよ冬も本番となり、かなり寒くなってきました。
吉川農園では、白菜の出荷が最盛期になってきました、またその合間で大根の出荷もしなくてはなりません、またそのほかに毎日さつまいもの出荷も注文に応じながらやっています。
PCにゆっくりと向かう時間がとれず、ブログの更新をなかなかできませんでした。
今日はスタッフのみんなは約7km離れた畑で大根の収穫でした。この大根は近くの工場で漬物用としてすぐに処理されます。
わたしは一人でさつまいもの出荷作業です。まず芋を機械で洗いそれを天日干しして乾かします。

この芋は8月下旬に収穫した芋でサイズも小ぶりです。
乾いた芋は重量選別機でサイズごとに仕分けします。

選別の規格は2S、S、M、L、2L、3Lの6階級に分けられます。
階級ごとに落ちてきた芋を次は箱詰めします。

この芋が消費者の皆さんの手元に届くのは3~4日後だとおもいます、焼き芋の美味しい季節になりました。さつまいもの消費に協力をおねがいします。(笑)

 


土の中のさつまいも

12月に入り慌しい日が続いていますがさつまいもの収穫もやっと明日で終わりになります。
7月下旬から始まりましたので、約5ヶ月間に及ぶ収穫作業でした。
今日は、さつまいもが土のなかでどのようにして育っているのかお知らせしたいと思います。
さつまいもの苗は、種芋から出た蔓(つる)を約30cmの長さに切りその蔓を畑に植えていきます。その蔓には葉が約5枚から7枚ついていますので、4枚から5枚の葉が土の中に埋まるように植えていきます。
しばらくすると土の中で葉の根元から白い細根が出てきます、つまり4枚の葉を土の中に埋めると4箇所から根が出てくるわけです。
その細根がだんだんと養分を吸収しさつまいもになっていきます。

写真は今日収穫したものですが、左が根の下になります。右側は土の表面に近く表面温度が高いので芋の大きさも大きくなっていますが、左側は土の深いところにありその分温度が低いために芋も小さくなっているのです。
この苗は4枚の葉を土の中に埋めましたので4箇所から芋がついています。
一本の苗から数多くのいもを採りたければ、畑の土の中に茎が伸びた分だけ葉の部分を埋めてやればずっと芋がつくわけです。